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八重山諸島 鳥たちのわたりと越冬は? そしてここは悠々と流れる「八重山時間」と、いつも心に…       先島鳥類研究会


by obt55555
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早朝18℃冬のアンパルと島の鳥

久しぶりの週末休みだった。ブログでの便りも久々に。
11月中旬から秋の渡りが目立った。
早朝の市街地でシロハラがチリリチリリと鳴き始めた。
北部ではチュウーイと鳴くキマユムシクイも確認したが、越冬分布はどこにでもいるようではない。
リュウキュウツバメは越冬しているようだ。アンパル北と市街地埋立地橋付近だ。
ギンムクドリは普通に、カラムクドリも。
離島ではマヒワ、シロハラの群れ。
早朝18℃冬のアンパルと島の鳥_f0084825_13545071.jpg

アンパルに越冬するアカアシシギ・セイタカシギに混じってエリマキシギとオオハシシギを観察。ハイイロチュウヒ、アカガシラサギ、タゲリも。情報からのキガシラセキレイは未確認。
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南海岸の磯部川河口にはオニアジサシ2羽。空港近くにクロハラアジサシも越冬?。
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鳥類調査はウグイスが多く、シマセンニュウは早朝に鳴いている。10月のリュウキュウヨシゴイの眼と見比べて欲しい。明らかに瞳と虹彩の黒模様が違うだろう。これはヨシゴイだった。この種は渡りか越冬かわからないが観察時になんでもリュウキュウヨシゴイとして見過ごしてはいけないと実感した。
早朝18℃冬のアンパルと島の鳥_f0084825_1991832.jpg

越冬のノゴマやウグイスが多くなってきた。写真は最大翼長70mm前後のウグイスに混じって、赤みを帯びたウグイスも確認した。
by obt55555 | 2007-12-02 21:30 | 野生動植物