放鳥半月経過
2007年 09月 23日
早朝にアカハラダカが湧き上るだろうと、バンナ岳へ夜明け前に向かった。
東風が強く上昇気流はなく、アカハラダカはたった4羽だけを確認。今日の宮古島は700羽が通過していたとの情報から、明日ぐらいはまとまったわたりがないと…
放鳥後、半月が経過したカンムリワシは安定したねぐらこそ決めかねているようだが、現時点では落ち着きがでてきているらしく、ほぼ行動範囲がわれわれの追跡体制の中に納まってきた。この幼鳥の行動は、救護されて野生下の環境から中断されたにしても、巣立ち分散という過程にいるだろうから、思わぬ遠隔地に移動するかもしれない。写真のように、林縁の崖にいて、遠くを見据えているこの個体を見ているとそのような気がするのだ。
by obt55555
| 2007-09-23 20:25
| 野生動植物