八重山諸島 鳥たちのわたりと越冬は? そしてここは悠々と流れる「八重山時間」と、いつも心に…       先島鳥類研究会


by obt55555
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お知らせ

 ブログパスワードを忘れてしまって、石垣島を離れるご挨拶ができなかったことお詫びします。

 島を離れて3年余りが過ぎ、オリオンビールと泡盛のおかげで体重が5kgも増え、中性脂肪が最大値だった八重山太りも、毎日の山歩きの継続で元に戻った。今は、渡り経路に南西諸島を通過しない鳥種を確かめるための長崎県などの鳥類調査を継続している。最盛期の40%程に復活した体力によって、全国の山々を歩くことを2010年から始めた。歩きブログは近いうちに公開予定。

 島でやり残したことがいくつもあったのだが、西表島南西部舟浮・崎山・鹿川を徒歩でつないで島を一周する計画はいつか実行したい。
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# by obt55555 | 2011-07-23 13:18

ズグロチャキンチョウ♂

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3月にブログ再開…
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# by obt55555 | 2008-02-20 20:52 | 野生動植物

鳥類調査で
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# by obt55555 | 2008-01-22 21:07 | 野生動植物
 八重山における鳥類越冬期は1月、2月で12月はまだ移動の時期だろう。シロハラ・ウグイス・ノゴマ・チョウゲンボウの個体数変化があるからだ。 
 夜明け前にガードレールに止まるリュウキュウコノハズクに出会う。名蔵アンパルや前勢岳周辺の小鳥類越冬状況は、シロハラ、ウグイスは多いが12月よりやや少なくなっている。夜明け前後の磯部川河口西側の防風林にはシロハラの密度は高く、tyiah,tyiahと強い地鳴きを盛んに繰り返す。全般に、ノゴマ・アカモズ・ツメナガセキレイは昨年に較べて少ない。
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平田原のキガシラセキレイ、12月末から観察。
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# by obt55555 | 2008-01-06 21:30 | 野生動植物
 八重山は曇空に、それが八重山らしい
 乾いた北風に扉を開けて、今年にさようなら

 アカアシシギの群れにオグロシギが1羽
 
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 そしてムジセッカ・アオジ・シマセンニュウ、ノゴマ・シロハラ・ウグイスのような最南端の越冬も…
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# by obt55555 | 2007-12-31 21:46 | 野生動植物

離島からの帰路

 この2年間、離島調査の生態系を回復させようと協力していただいた皆さんに感謝しながら本年最終の帰路に着いた。事業が達成できるように年始から動きたい。
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# by obt55555 | 2007-12-28 21:32 | 石垣生活風景

冬のヒラタバル

 年末年始はのんびりが楽しい。
 PCの前で調査のまとめやら野外で八重山越冬状況を調べたりだったりとか、昨年と変わない。バンナ岳を遠望して、八重山在住によるメタボ状況をを解消すべく、散歩と腹筋運動だ。
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 冬季のサトウキビ畑に光沢色の穂はバンナ岳に優しく揺らぐ。
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 愛犬連れとおばあの散歩も石垣黒牛の散歩に道を譲る。
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 3羽のヒシクイが採餌、頭が水につかるため無防備に等しい。周りを気に掛けるのはこ個体の役割だった。
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# by obt55555 | 2007-12-28 21:29 | 石垣生活風景

離島パナリ

 ここのところ、泊まりで離島を往復する。
 エゾセンニュウも鳴いて越冬かわたり?と気に掛けていたが、2回目の泊まりでは観察できず。
 春にアカショウビンが巣作りしたタカサゴシロアリズカは何事もなかったように巣穴を修復していた。
 シマアカモズはコサメビタキのさえずりらしいのを真似ていた。
 安全管理と観察で森の中の動きを見て一日を費やす。冬の空を見上げると、低くサッと流れる低い鉛色の雲が切れるとしばらくはうろこ模様の青空に。
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 生物調査は昼も夜も朝も休み無しで忙しかったが、お楽しみはマダラサソリだった。春の調査でヤエヤマサソリがいた朽木は分解されて姿もなかった。近くの朽木に私の予想を超えた小さなマダラサソリを発見し、昨夜からの腰痛もどこかにいってしまった。
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  八重山の夕日は地平線に沈む前に雲の中に沈むことが多く、夕暮れを見るには時間の余裕がいるのだ。パナリ(離島)からの夕日はあと何度あるのだろう。困難だった事業もあと少しで終えたいが。
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# by obt55555 | 2007-12-24 20:25 | 石垣生活風景

週末に

 アンパルからの於茂登岳連山の稜線を調査の合間に2年近く見ているとふるさとの山並みのように感じる。
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 一年365日のうち、鳥が300日、南の海を眺めるのは65日だ。
 離島に行くまでの2時間、アンパル周辺を探索してからサトウキビ畑を原付単車で駆け抜けて?、何もない海を見ながら珈琲をいただく。
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 広いところでリハビリが必要だということで、ズグロミゾゴイを預かった。テーピングを外して何度も翼を拡げたが、翼の内側関節がこぶのようになり翼を少し下げて多分飛べないだろう。2週間を経過すると愛着を持ってしまい別れが辛いが、救護していただいた方の庭に余裕のある広い飼育ケージを作っていただけることになった。
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# by obt55555 | 2007-12-17 22:22 | 石垣生活風景
久しぶりの週末休みだった。ブログでの便りも久々に。
11月中旬から秋の渡りが目立った。
早朝の市街地でシロハラがチリリチリリと鳴き始めた。
北部ではチュウーイと鳴くキマユムシクイも確認したが、越冬分布はどこにでもいるようではない。
リュウキュウツバメは越冬しているようだ。アンパル北と市街地埋立地橋付近だ。
ギンムクドリは普通に、カラムクドリも。
離島ではマヒワ、シロハラの群れ。
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アンパルに越冬するアカアシシギ・セイタカシギに混じってエリマキシギとオオハシシギを観察。ハイイロチュウヒ、アカガシラサギ、タゲリも。情報からのキガシラセキレイは未確認。
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南海岸の磯部川河口にはオニアジサシ2羽。空港近くにクロハラアジサシも越冬?。
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鳥類調査はウグイスが多く、シマセンニュウは早朝に鳴いている。10月のリュウキュウヨシゴイの眼と見比べて欲しい。明らかに瞳と虹彩の黒模様が違うだろう。これはヨシゴイだった。この種は渡りか越冬かわからないが観察時になんでもリュウキュウヨシゴイとして見過ごしてはいけないと実感した。
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越冬のノゴマやウグイスが多くなってきた。写真は最大翼長70mm前後のウグイスに混じって、赤みを帯びたウグイスも確認した。
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# by obt55555 | 2007-12-02 21:30 | 野生動植物
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 アンパル湿地にある神田橋(はいがー橋)は毎週のように出向くところ。子猫の鳴き声が橋の下からするものの姿は確認できず、しかし鳴き声だけはしっかりしている。次の週末には姿を見せて脚にまとわりつくも、いつしか姿を消した。またまた次の週末にチュッチュッと舌打ちすると、さっと足元にやってきて離れなくなってしまった。抱き上げるとずいぶん痩せていて、これでどうして大きな声を出せるのかと思っているうちに胸にしがみつかれてしまう。小学生の頃、捨て猫を母親に飼ってもいいかと交渉していていたことを思い出しているうちに、こいつは自動車の助手席に乗っていた。
 「あんぱる」と命名したこの子猫、私の長期不在中はどうしようもなく、飼ってくださいチラシを作成し、何箇所かに張って、2週間待つ、というか飼っていた。
携帯電話に「子猫のことですが…」と若い女性の声、「20分後に公園のバスケットコートに連れて行きます!」と、陽だまりで眠りこけている「あんぱる」と彼の所帯道具を身支度して待合わせの公園に。
 軽自動車から降りて、こちらにやってきたのは私のシャツに潜り込む「あんぱる」を優しい眼でみている女性だ。そして、青年もやってきて、「小さな子どもがいるけど、張り紙で見た子猫がかわいいので、いいですよ。」と。やたら私の体にしがみつく「あんぱる」だったが、かわいいねといってくれた若夫婦にお願いした。
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# by obt55555 | 2007-10-21 19:48 | 石垣生活風景

10月は北風に変わり…

八重山にもやっと秋の気配。
夜になると23℃まで下がるので、ベランダの窓は閉めることにした。
追跡カンムリワシは幼鳥分散が続いている。狭い石垣島とはいえ電波が途切れることもあるが、再び微弱電波を感知した時には、よく追跡できていると感心する。
これまでの移動経路を植生図で比較すると牧草地・耕作地に残された落葉広葉樹林二次林を頼って移動していることがわかった。これらをGIS解析でまとめる準備をしている。
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シギチドリの多くはオグロシギも去り、越冬アカアシシギ・セイタカシギだけが目立つ。ハシビロガモ・ヒドリガモ・コガモも渡来し鳥種の変化がでてきた。
夕暮れに、湿地性草地でシマセンニュウの声がした。
宮良ではまだ20羽ほどの渡りのツバメチドリが観察できる。
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鳥類調査でリュウキュウヨシゴイを確認した。虹彩の一部に灰黒色班があり、それがためにひょうたん型の眼のようにみえるのがわかる。
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# by obt55555 | 2007-10-15 22:05 | 野生動植物

台風が通過して

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 2泊36時間自宅に足止めだ。
 鳥との距離が近い。台風明けは鳥たちの疲労がそのような接近を許しているのかもしれない。牧草地には50羽のツメナガセキレイがいたが、平田原にシギチドリは少なく鳥の入れ替わりを感じた。

 この春に生まれて2度目の台風を経験したカンムリワシは、牧草地にある樹林地で無事再会だ。なんとも頼もしい姿で目の前に現れてくれた。しばらくして軽く浮きあがり、林の谷に翼を折りたたんで急降下した。これでほぼ一ヶ月が経過し、野生復帰になんら問題がないことを示してくれた。今後はどのような幼鳥分散をするのか想像がつかないが、尾羽の換羽が始まる来年の春までの追跡に期待だ。
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# by obt55555 | 2007-10-07 18:06 | 野生動植物

925hPa 75m/s

「非常に強い」から、「猛烈に」発達した台風。
午前中に追跡カンムリワシの電波発信音も途絶えてしまった。

気圧が下がリ始めると、春頃に治療した虫歯跡もうずくようになり、普段は何ともない体のあちこちに少し異変を感じる。
 台風台風通過時はいつも停電が待っていて、浴槽に水を満杯にしたり、蓄電地の充電は必須。やがて、ネット回線切断とパソコンが使えないことに始まり、冷蔵庫に収納した食品が24時以内に危うくなる。パソコンが動かないことで資料整理も断念し、雨戸を閉め切った室内は、10月とはいうもののまだまだ蒸し暑い中で読書に専念するのみだ。

週明け後半に北風と共にサシバの姿が、シマセンニュウも湿地性草地でチュルッと鳴くだろう。その後の11月末まで、快適な季節が待っている。
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# by obt55555 | 2007-10-05 22:23 | 石垣生活風景
 9月9日からのカンムリワシ追跡のおかげで、毎日石垣島の野外観察ができたことは、何年後かにも忘れることができない貴重な経験だった。たとえば、ほとんど観察ができなくなったミフウズラは、ある地域では普通に観察できたことだ。
 テレメトリー追跡は、電波が途切れても、幸運なことが加わったことで繋げられた。通常なら幼鳥分散の過程も途切れていたはずだが。
 畑道に分け入ると、思わずブレーキを踏んでしまうほどにいたツメナガセキレイや、牧草地の低い上空を飛びながら地表を睨みつけていたアカハラダカも姿を消しつつある。
 10月なのに、また935hPa最大風速70m/sが通過するらしい。これは非常に強い台風なのに、当たり前のように発生することは、我々の経済活動の結果が少なからず影響していることなのだろう。9月に通過した台風では、石垣牛の子牛が10頭死亡した牛舎もあったそうで、堅牢な人工建造物に待機できる人間は々と生き延びれるとしても、強風によって、カンムリワシのような留鳥のいくつかも吹き飛ばされただろうし、今回も…。台風通過後はサシバの初認だ。
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# by obt55555 | 2007-10-04 22:26 | 野生動植物

石垣島 幼鳥の早朝は 

 放鳥後3週目になる幼鳥カンムリワシは、ほとんどの動きが1000m内外に収まっていたが、この限られた八重山諸島の中でも、幼鳥は分散していくのだ。いきなり、5000m、そして2000mと西に移動した。そこから西は竹富島か西表島があって、300mも上空に「はん翔」したものの、海岸線近くで急降下し小さな谷のある林に降りたった。

 翌日、その林の入り口がある奥まった農道に、いかにも眠そうな、もしかしたら疲れきっているのか、数m先に近づくまで動かないズグロミゾゴイがいた。この種が交通事故で保護されることはあまりない。このことについては後日検証。
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 8月に路上で交通事故にあって保護されたこのカンムリワシは流浪の旅に出たが、落ち着き先はどこになるのだろう。
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# by obt55555 | 2007-09-30 21:22 | 野生動植物

落ち着いた環境は

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 落葉広葉樹林群落にリュウキュウマツが高木として目立っている環境に落ち着いたカンムリワシ幼鳥は牧草地の電柱にとまる。その横の電柱に茶色の成鳥は、この幼鳥を追い立てることもなく寛容だ。非繁殖期のゆるい成鳥なわばりに幼鳥がいても厳しい排斥がない例はいくつも観察されている。手前にある石垣牛が放牧されている草地のあちらこちらに家庭からでる粗大ゴミが草に見え隠れしているが、これはこの島のどこにでもある影の風景だ。
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 この小さな森林内部の水の流れにオタマジャクシを発見した。数日前に、このカンムリワシ幼鳥がいた場所だ。
 昼のカンムリワシの観察は、動きがなくじっと止まっていることが多い。リハビリ個体の観察では、日没後の動きが活発であった。昼間、早朝夕暮れ前の観察だけでは、この種の採餌行動の観察は充分でないだろう。森林内部で、朝夕の暗い時間帯に活発な動きがあると仮定すると、生態行動観察は一工夫いるだろう。
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# by obt55555 | 2007-09-26 19:59 | 野生動植物

放鳥半月経過

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 早朝にアカハラダカが湧き上るだろうと、バンナ岳へ夜明け前に向かった。
 東風が強く上昇気流はなく、アカハラダカはたった4羽だけを確認。今日の宮古島は700羽が通過していたとの情報から、明日ぐらいはまとまったわたりがないと…

 放鳥後、半月が経過したカンムリワシは安定したねぐらこそ決めかねているようだが、現時点では落ち着きがでてきているらしく、ほぼ行動範囲がわれわれの追跡体制の中に納まってきた。この幼鳥の行動は、救護されて野生下の環境から中断されたにしても、巣立ち分散という過程にいるだろうから、思わぬ遠隔地に移動するかもしれない。写真のように、林縁の崖にいて、遠くを見据えているこの個体を見ているとそのような気がするのだ。
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# by obt55555 | 2007-09-23 20:25 | 野生動植物

台風後に

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 最大級の台風が去った。
 放鳥したカンムリワシが生存しているかどうか現地に出向くと、外周林道に大木が横たわり行き先を閉ざした。回り道はぬかるんだ赤土農道だ。
 電波状況から生存している証としての動きは確認していたが、樹林の合間にちらっと動く姿を確認し一安心だ。自宅の給湯設備に取り付けられていた1m長の鉄製扉が吹き飛んだぐらいの大風によくぞ生きていたかと感心した。
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# by obt55555 | 2007-09-19 21:36 | 野生動植物

9日後 夜半から台風が

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 餌探しのために路上にでた坂道で、軽トラックに接触し救護収容された場所に近い。
 放鳥後しばらくは、見晴らしの良い樹冠から北の森林を眺め、そこに向かおうとしたかに見えたが、9日後には交通事故を起こした生まれ故郷近くの牧草地・畑に戻っていた。もう育ててくれた親鳥に庇護される時期ではないが、生まれた時の記憶がここに向わせたのか、これからの頼もしい一人立ちを追跡したい。一回目の交通事故後ろも運が良かったが、今回の台風の試練を乗り越えたら、換羽による来年春の発信機脱落まで、遠くから見守っていこう。

 台風通過後、19日以降の早朝のバンナ岳はアカハラダカの大きな群れが観察できるだろう。
 
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# by obt55555 | 2007-09-17 17:06 | 野生動植物
 早朝、カンムリワシにとっては不毛の地であるパイン畑に降り立っていた。パインの他は虫1匹いない畑にいたが、9月であっても夏の陽射しに気温が高くなり、畑の境界線にあるわずかばかりの樹木に移動した。
救護された海岸線に近い生まれ故郷の南を目指しているのだろうか。さらに南のリュウキュウマツ林へ。
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 カンムリワシは昼前には動きが止まる。午後に、石垣島に進入した特定外来生物シロアゴガエルの拠点繁殖地の沈砂池に多くのボランティアの方の手伝いを得て駆除を行った。池の減水後、たもで在来種を移動させ、シロアゴガエルの幼体1,000匹を取り除いた。進入・定着を防ぐための手ごたえのある作業だった。
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# by obt55555 | 2007-09-16 19:54 | 野生動植物

7日後 力強い飛翔

 飛翔距離を確認できた日だった。前日の小さな樹林にあるバナナの木の下は餌や水を確保できる場所だったが、見晴らしが良い高台のリュウキュウマツへ、力強く飛翔した。その後、幼鳥ではあまり観察することのないはん翔を3度繰り返し谷を越えた。
 これだけ飛べるなら、どこかで餌を取っていたのだろう。
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# by obt55555 | 2007-09-15 20:50 | 野生動植物
 耕作地に出れば執拗なカラスに狙われたりして、元の放鳥地に近い浅い谷に夕暮れに戻る。そこは餌になるカエルがいそうな湿地があった。観察調査地に番犬がいたが、ドリトル先生から教わった犬語で会話をすると、すぐに打解けてくれた。近いうちにソーセージを持参しよう。
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 日が暮れてから八重山に侵入確認された外来種シロアゴガエルの調査・捕獲だ。生息分布がまだ空港周辺に限定されているが、直径2kmに留まっているかを調べたり、効率的な捕獲方法を検討することが課題だ。
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泡巣
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オタマジャクシ
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# by obt55555 | 2007-09-14 23:34 | 野生動植物

5日後

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 放鳥地から北東に1500m移動した。これから先は石垣中部の森林部まで数km隔てている。早朝に降雨があった。樹林地帯から耕作地にでると羽を乾かす仕草、いつになく涼しい風を受けようと翼や尾羽を拡げていた。耕された畑地に地面を探すも餌はなく、しばらくして高さ10数mのモクマオウに止まり、北の山岳地帯を見るも、すぐ西の電柱に移動する。これで飛翔力は充分と確認した。
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 今季初のエゾビタキだ。昨年は9月23日頃に多かった。
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# by obt55555 | 2007-09-13 20:23 | 野生動植物

4日後

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 夜明け直後から移動し始めているようだ。
3日目に、カンムリワシが細長い樹林地からたどりついた最初の場所がこの耕作地。
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 4日目。前日の滞在地点には受信反応がなかった。発信される電波を無指向性受信機を用いて発信方向が把握できるように繰り返し反応を確かめた。さらに、地形の反射を加味しながら、ほとんどまちがいなく方向性と距離を把握できるようになった。
 追跡しているカンムリワシはカラスの嫌がらせに遭い、仕方なく、風に揺られてざわわと動くさとうきび畑に潜り込む。倒伏混じりのさとうきび畑は迷路のように出口を閉ざしている。どのように脱出したのか、このさとうきび畑から次の100m幅の樹林地帯に移動した。前回の放鳥個体は下草の多い畑から救出し、再放鳥したことがあったが、この事例からこの個体の適応力には感心した。
 追跡調査中に、3羽のクロハラアジサシがすぐ近くの草丈の低い草地でホバリングし、急降下を繰り返し、イナゴなどを器用に捕獲していた。乾燥した草地でも、この種がよく観察できる理由がわかった。
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# by obt55555 | 2007-09-12 21:08 | 石垣生活風景

放鳥3日後

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 早朝の受信はわずかな反応だ。畦の斜面を受信機2台を手に5mの落差を滑り落ちる。前日にいた場所に行くとわずかな受信反応だ。電波は地形の反射を読み取りながら判断する。わずかな反応なので数100m移動していると判断しなくてはならない。地点ごとの反応の高さをみておよその方位を予想する。その後に決定した方位に移動し、遠巻きにしながら受信機の感度を見ると、最大数値を示している場所があった。目視確認できたところは樹林地に隣接する開けた畑だった。(写真)
 オサハシブトガラスにモビングされ林に戻る。しばらくして、わずかな谷あいの樹林地帯からでようとするも、ここから次の森林地帯へは2km先まで畑に阻まれている。パイン畑の真ん中に降り立つと、すぐにオサハシブトガラスの嫌がらせにあった。私が投石でカラスの妨害を防いだりしたが、またしても元のわずかばかりの林に戻った。

観察特記:ミフウズラ3 ただアカモズ1(シマアカモズでない意味)
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# by obt55555 | 2007-09-11 21:32 | 野生動植物
 2日目は天候が回復し、動きが活発であろうという推測どおり、放鳥地点から400m北にカンムリワシは移動した。南のほうが湿地もあって良かったのだが、こちらの思惑通りにはいかない。
 牧草地が広がる丘陵地と谷あいのわずかな樹林と湿地は、この個体が生きていくには最適生息地といいがたいが生き延びて欲しい。少しでも良いと思われる周辺の生息地はたいてい他のカンムリワシのなわばりが決まっているのだ。

 受信確認のために草丈1m80cmの牧草地を200m下り樹林の間に出た。わずかな受信を確認ができたので500m先の調査者に連絡した。急ぎ、戻り道は登りだ。しばらく草を掻き分けて行くと30cm幅の水路があったようで、あっという間にその水路で横倒しになった。膝、左手の親指、腰と少々痛い目にあったが、緊急の携帯電話連絡でなくて良かった。
 追跡のために自動車で移動すると、農道にツメナガセキレイ、低空飛行でツバメと、ゆっくり走っていても接触しそうなぐらい個体数が多い。ツバメチドリも普通に観察ができて、上空で盛んに餌とりをしている。後数日で早朝アカハラダカの群れだ。
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# by obt55555 | 2007-09-10 22:00 | 野生動植物

放鳥し、受信を確認

 リハビリ中は雨風が当たらぬようにとケージの天井に覆いもあっただろうが、今日は雨が続くという天気予報だ。昨日に続き、放鳥直前にもお腹一杯にしてやろうと豚レバーなど70gを与えた。それだけ食べれば餌を探せなくても1週間は生きていけるだろう。お別れの餌やりのお礼は私の小指に爪を引っ掛けてくれたことだ。おかげで夜になると小指が一回り膨れ上がっていた。
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 放鳥後に樹木の陰に落ち着いたものの、目敏いオサハシブトガラスの嫌がらせを受け、谷あいに移動する。
「ルナ」と。放鳥時にニックネームをつけて、野外復帰追跡を開始した。
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# by obt55555 | 2007-09-09 19:08 | 野生動植物

放鳥準備

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 リハビリ中のカンムリワシ放鳥は明日の早朝に決まった。
 血液分析では低血糖気味であった。カンムリワシは採餌量に波があり放鳥前に少し採餌量が減っていたが、野外では飢餓状態は普通だろうし、体重が増加傾向でもあることから、明日の放鳥を決定した。夕方に豚レバー60g,鶏もも10g採餌後、ケージが狭く感じるのだろう、天井付近に止まったりして動き回る。
 受信状況を確認し、明日は放鳥だ。とは言っても、放鳥後1週間の動きは予測しがたいため追跡作業は労力を要するのだ。
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# by obt55555 | 2007-09-08 20:19 | 野生動植物
 久しぶりの通勤電車にワンセグ利用者、そしてPC量販店のCPUとメモリーに関心した。はるかな水平線に癒されすぎる石垣からは、かみ合わせ仕切れない光景だが…。
 今、会っておかないいけない人がいた。ずいぶん青年期にお世話になった。昔話を語りながら見た明石海峡の潮の流れが共通の記憶になるのだろう。翌日、私を愛してくれたばあ様の墓前で近況の挨拶を済ませた。これで私の夏季休暇の半分が終わった。
 
 もうすぐ野外放鳥するカンムリワシに翼帯、発信機、環境省リングを装着した。リハビリ後に野外へ放鳥したら、忽ちのうちに餌場探し、ねぐらの確保がこのカンムリワシの試練になるが、もし「へこたれる事態」があればいつでもこの個体を助け出せる体制ができているから、安心して生息場所を確保して欲しい。
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 休み明けから10月まで、早朝カンムリワシテレメトリーを開始し夜間の特定外来種シロアゴガエル対策の調査・捕獲があって、楽しい日々が続くばかりだ。
 外見と果肉の色合いに意外性があるドラゴンフルーツは食卓の片隅にならぶと亜熱帯だあ~
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# by obt55555 | 2007-09-07 23:42 | 野生動植物